今年の初めから問題になっている「神奈川文化援護協会(以下、神奈川協会)の金銭トラブルに伴う会館売却問題」について、ようやく今月に入って『新しい動き』があったようだ。
…しかし、問題に関する肝心の内容が、一部の関係者だけで「自分たちの都合のいいように処理してしまおう」としているのが見え見えのお粗末なモノで、もう笑うしかない。
-以下、引用(リンクあり)。-
ソース:「サンパウロ新聞」web版より。
・神奈川県人会館 売却承認総会が頓挫
http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/744/cat/105
・神奈川協会の茶番劇
http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/751/menu/3/cat/101
ソース:「ニッケイ新聞」web版より。
・神奈川協会=会館売却に天野氏が名乗り=8割負担し共同所有=総会で発表も再交渉へ
http://200.218.30.171/nikkey/html/show/100714-71colonia.html
-引用ここまで。-
元々、金にモノを言わせた強引なやり方で知られている人物に資金の借り入れを頼んだり、土地ごと建物の売却を持ちかけたりすれば、足下を見られてしまい、相手のいいようにされてしまうのはよくある話。
にも拘らず、総会で事前に会員にも諮ることなく一部の 理事が勝手に話を進め、誰が見ても明らかに相手が一方的に得をするような条件が付いている契約をしようとしているのだから、総会に来た人も「話にならない」と思ったのではないか。
そもそも、この金銭問題が発覚した時に、関係者の誰もまともに納得のいくような説明をせず、折角集まった会員の前で責任の擦り合いみたいな真似をしてみたりと、とにかく「都合の悪い事は表に出さず、自分たちで話を決めて後は事後承諾で…」という姿勢ばかりが見える。
そのために、会員をして「茶番劇」とまで言われるのだ。
(この問題の経過を見てみれば、まさに『役員の役員による役員の為の茶番』という言葉がぴったりくるぐらいだ…)
なんだか、こういうところを見ていると、まるでどこかの国でつい最近、他党との連立で政権を取った与党の政治家達を思い出してしまう。
思うに、日本とブラジルの日系社会で申し合わせたように、こうした議論も説明もロクにせず、何でも自分たちの都合のいいように勝手にやりたがる者達が国や団体のトップにいるのは果たして単なる偶然なのか?それとも歴史の皮肉なのか?
なお、サンパウロ新聞のコラム(「モザイク」)によると、この日の総会では「協会を解散して資産は何処かに寄付すべき」という意見に対し、賛成の声を上げる会員もいたとか。
実際のところ、ここまでグダグダなやり方しか出来ない程度の組織なら、無理に存続しようとするより、金銭トラブルに関する処理は関係者である理事が責任を持って行う一方で、協会の組織自体は解散して出直した方がいい気もする。
また同コラムによると、その一方で売却を模索する理事は「売却相手の天野氏が電話総会での非礼を詫びる一方、売買契約の条件を見直して契約したいと言って来たから穏便に済ませたい」として当日取材に来ていた邦字紙に対して「この総会の記事を書かないで」と言って来たそうな。
…やはり、こういう体質が問題の大元となった金銭トラブルの「温床」になった気がしてならない。


by セアラ小太郎
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